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終活動画・メモリアル動画の作り方|後悔しないためのヒアリングと想いの残し方

5 日前
読了時間: 6分

〜なぜ終活動画の制作では「事前相談・ヒアリング」が重要なのか?〜



写真や動画の組み合わせだけでは伝わらない「大切な想い」


終活動画やメモリアル動画を制作するとき、最初にすることは、事前相談やヒアリングでお客様の想いを直接受け止めることです。

それは、お話を聞きながら構成をイメージするためです。ヒアリングをせずに写真や動画をいきなり組み合わせて「はい、完成!」では、ご本人様の想いまで伝えることは難しいです。ご家族やご両親への想いをはじめ、これまで何をしてこられたのか、何を大切にしてきたのか、どんな思い出や出来事が一番印象に残っているのか、人生の転機は何だったのか、挙げればきりがありません。


私自身、「これまでの人生で何を伝えたいか」を考えると本当に迷います。ただ、子供達や両親、友人に支えられて今の自分があることへの感謝は必ず入れます。その次に、大した勉強や努力をせず社会人になり、仕事の覚えが悪く上司、先輩、お客様にたくさん怒られて苦労したこと。6回の転職であらゆる失敗をした経験や、仕事が多忙で妻との会話が減り夫婦関係は悪化、最終的に家庭を壊した苦い経験から、自分の気持ちや考えをきちんと述べる大切さや、苦労は将来の糧になることを伝えます。もちろん、まだまだやりたいことは沢山あるので、10年後、20年後に再度振り返れば、伝えたい内容は変わっていると思います。


元気なうちに話を聞いておくべき理由(体験談)



先日、特攻隊ミュージカル「流れる雲よ」を観劇しました。

昭和20年、日本を守るために特攻へ志願した若者達が、戦後の平和な日本や大切な人を想いながら米軍機に体当たりして英霊になるストーリーです。久しぶりに泣きました。こんなことは2度と起きてはなりません。今回の観劇で出征した母方の祖父を思い出しました。大の酒豪で、戦争では足を銃撃され負傷兵として戻ってきました。幸い足は完治し、私が小学生の頃は運動を兼ねて自転車で1日10キロ以上を走るほど元気で、年数回、祖父母宅へ行くと強制的に付き合わされました。当時建設中だった東京湾岸道路を見てワクワクしたり、迷って農作業中のおばちゃんに道を尋ねたらカゴいっぱいに菜っ葉をもらうなど、いい思い出です。祖父は私が21歳の時に83歳で亡くなりましたが、当時は戦争に関心がなく話を聞くことはありませんでした、本当に残念です。今なら、どこの戦地に行きどんな想いで戦ったのかなど、祖父に「もういい加減にしろ!」と言われても聞き続けます。仮に当時の写真が残っていても、祖父がその場で何を感じ、何を考えていたかは分かりません。


祖父母は皆他界してますが、編み物が得意で94歳まで生きた母方の祖母や、長野県のりんご農家で子供6人を育てた父方の祖父母も同様です。


話を聞けるのは未来永劫ではない。だからこそ、ご本人様が元気なうちにお話を聞き、想いを残すことは本当に大事です。

事前相談やヒアリングで、お客様の想いを直接受け止めることは、終活動画やメモリアル動画だけでなく、全ての動画を制作するうえで最も大切にしていることです。


「何を伝えたいか分からない」ときのヒアリングの進め方

〜写真やエピソードから記憶と想いを呼び起こす〜



とは言うものの、「あなたの歩んだ人生で何を伝えたいですか?」

これを突然聞かれて、すぐに答えられる人は少ないと思います。


そのためヒアリングでは、幼少期からこれまでを世間話をしていただく感じで、丁寧に伺います。会話を重ねながら、家族への想いや1番の思い出をはじめ、お客様のご意向に合わせてヒアリングを進めます。

予めお写真や動画などをご用意いただくと、当時の記憶が蘇りスムーズにお話しできると思います。


例えば成人式の写真を見ながら、

「この頃は生きるのに必死で将来のことを考える余裕がなかった」

「久しぶりに同級生と会って、朝まで飲んで酔い潰れました、今でも一緒に飲んでます」


結婚式の写真なら、

「本当にずっと一緒にいられるとは思いませんでした、今も支えてくれてありがとう」

「実は結婚式の後にさっそく喧嘩しました・・」


家族旅行の写真なら、

「家族4人で初めて箱根に行ったのに雨で温泉しか入れず子供に泣かれて大変だったわ」

「子供たちが一番楽しそうだったのは、観光地よりホテルのプールでした」


子供が生まれた時の写真なら、

「この子だけは絶対に守ろうと思った瞬間でした」

「出張中に子供が生まれて仕事が手につかず、会えたのは3日後で妻に寂しい思いをさせた」


ご本人様にしかわからない、その写真に込められた想いをお話しいただくことで、より深みのあるストーリーになります。


ご遺族様と作る「メモリアル動画」の特徴と役割



メモリアル動画では、ご本人様からお話を伺えないので、ご遺族様の想いと記憶で故人様の人柄と人生を後世に伝えます。

ご遺族様からどんな人だったのか、何が好きだったのか、家族との思い出や忘れられないエピソードなどを伺うことで現存する写真や動画などに込められた想いをナレーションに反映させます。完成したメモリアル版動画を見てご遺族様が「お父さんはカラオケが大好きでこの曲よく歌ってたよね」、「お母さんの肉じゃが、おいしかったなー」と自然に思い出せる編集に仕上げます。


まず準備したい2つのこと(感謝の想い・一番の思い出)


それでも、「何を話せばいいのか分からない」という方もいらっしゃると思います。

そんな方に、私がおすすめするのは2つです。


1つ目は、家族、両親、友人など、大切な人への想い。人生を振り返った時、最後に残したいのは「何をしてきたか」だけでなく、「誰に何を伝えたいか」だと思うからです。


2つ目は、これまでの人生で一番印象に残っている思い出。それは、当時の気持ちや想いに、その人らしさが現れやすいからです。


まずは写真などがあればご用意のうえ、この2つをお話しください。そこから、「あの人にも感謝を伝えたい」、「そういえば、こんなこともあった」「あの失敗は大きな転機になった」など少しずつ人生の記憶がつながります。


終活動画・メモリアル動画制作時の注意点

〜1つの出来事にこだわりすぎない〜


最後に注意点として、動画再生時間は限られているので、1つのことにこだわり過ぎないことです。

私は結婚式の時、この人とずっと一緒だと思っていました。

23年後にそれぞれの道を歩むことになりましたが、その詳細まで後世に伝える必要はないでしょう。


想いを未来へ伝える動画制作のご案内・お問い合わせ


終活動画の「想いを未来へ・寿版」、メモリアル動画の「想いを未来へ・メモリアル版」の制作について、まずはお気軽にご相談ください。

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次回は、「想いを未来へ・寿版/メモリアル版の動画制作までの流れについて」をお話しします。


人生も、企業も、旅も。伝えたい想いを映像に。

 
 
 

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